永字八法「永」の書き方をマスターすればコワいものなし!
- 霞月書道教室
- 2021年6月20日
- 読了時間: 2分
書道の基本に
「永字八法」というものがあります。
「永」という文字には、書に必要な8つの技法がすべて含まれており
「永」を書くための技法8つを理解すると
あとはすべての文字に応用できるため効果的な練習ができるというもの。
なので書道経験者は、ご存じの方も多いかと思います。

ざっとご紹介すると
①側(そく) 点
②勒(ろく) 横画
③努(ど) 縦画
④趯(てき) はね
➄策(さく) 左から右への斜画
⑥掠(りゃく) 左へのはらい
⑦啄(たく) 右から左斜めへの短いはらい
⑧磔(たく) 左から右へおさえてからのはらい
文字に起こすと、少し難しそう・・・
と思われるかもれませんね。
なので、今回はやさしく解説してみます。
①側(そく)⇒ 点のこと
筆の穂先から自然な形で トン キュッと打ちます。
②勒(ろく)⇒ 点の下の横画
穂先を45°斜めにいれ、スーっとひいてカクっと折り返します。
③努(ど) ⇒ ②からの縦画
スーッと自然に引きます。
④趯(てき)⇒ はね
③からキュッとおさえてはねる。
➄策(さく)⇒ 右斜め斜画
穂先を45°いれ、左から右への斜にひく
⑥掠(りゃく)⇒ 左へのはらい
➄からのスーッとしたはらい
⑦啄(たく) ⇒ 右から左斜めへの短いはらい
⑧磔(たく) ⇒ 左から右へおさえてからのはらい
書道をするうえで、基本の技法をマスターすることは
とても大切なこと。
筆ペンでも十分練習になります。
最初は
ゆっくり
丁寧
均等
をこころがけ、練習してみてくださいね。
「永」を書いて美文字を目指しましょう。
今日のところはここまで、
最後までおよみくださいまして
ありがとうございました。
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