手書き文字のイメージトレーニング
- 霞月書道教室

- 2021年6月18日
- 読了時間: 2分
川が流れるように、芯の通った手書きの文章は

とても美しいものですね。
前々回の記事「鉛筆のもち方はお箸と一緒」でご紹介しましたが、まず
「筆記用具の持ち方」
を見直してみましょう
というお話しをいたしました。
すこしおさらいです。
文章を美しくまっずく書くには
硬筆(えんぴつ・ペン)の場合
親指・人さし指・中指で
つまむようにふんわり持つべし
これが自然にできていると
書いている最中も中心を確認しながら書き進むことができるので
字間・行間
全体を美しく仕上げることができます。
そして正しい持ち方は
お箸の持ち方と同じ
ということもお話ししました。
これに加えてもう一つ、
それは
文字を図形化し「串もの」をつくる

というもの(^ー^:)
例えば ひらがなの
ふ ⇒ △
三角にイメージできません?
漢字でしたら
太 ⇒ △
陽 ⇒ □
などなど、色々な形でイメージできます。
練習するときは、手本をみて
まず文字の図形が何になりそうか想像し
①紙にその図を、大きさ・中心を考えて書きます。
②図の中に文字を書いてゆきます。
(例)
は ⇒ □
な ⇒ ▽
の ⇒ 〇
み ⇒ △
「はなのみ」を書いてみたら
上段の画像のような感じですね。
これを実践すると
自分のくせや、バランス感覚が再発見できます。
うちの書道塾でも、小学校高学年に入ると
このトレーニングをやってもらっています。
最初はくねくね曲がって、文字の大小が極端だったものが
一回でかなり改善できます。
それは何故なのか
このトレーニングをすると
普通に書いているときはわからなかった
「自分のかくれた文字のくせ」 や、
「バランス感覚のくせ」
を見つけることができるから。
これに気が付けると
「秒」でご自分の字が変わりますよ
ぜひ、お試しあれ。
今日はここまで
最後までお読み下さいまして
ありがとうございました。







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